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お墓のトラブルをかかえている人

お墓についてのトラブルは、本当に多種多様です。
日常生活で頻繁に起こるような事件ではないために、
法律の整備が不十分だということもあります。
あまり人には言いたくはない、ということもあって、
問題が公の場にさらされることが少ない、ということもあるでしょう。

こういうトラブルの根っこは、
古い慣習や規則と、現代の考え方とのズレにあるのではないか
と考えます。
また当事者が、お墓のことをよく分かっていないために、起こるトラブルもあります。
そりゃそうです。
お墓について普段から関心をもって勉強している人なんて、あまりいないでしょうから。

法律的に揉めたときなどは、祭祀承継者という古めかしい言葉がしばしば登場します。
お墓や仏壇を引き継いだ人、という程度の意味ですが、この承継者、
意外に権限があったりして、問題解決のカギになることも多いのです。

例えば、分家の人が本家のお墓に入りたいと、言い出したとしましょう。
まず必要なのは承継者の説得です。
しかし承継者が承諾すればそれで完了、というケースばかりではないのです。
次に問題になるのは、お墓がどこにあるかです。
菩提寺の中の墓地にあった場合は、お寺を説得する必要があります。
お寺はその宗旨や慣例によって判断されるでしょうから、
名字が違っていたらダメ、というケースもあり得ます。
勿論名字が同じでもダメなこともあります。
お墓の問題に解決の目途が立ってきた時、本家の方から、
お墓そのものを引き継いでほしい、という話が出るかもしれません。
つまり祭祀承継者になってお墓の管理料を負担してくれ、ということです。
しかし、その分家の人に子供がいなかった場合、霊園の方から待ったがかかることもあります。

承継問題との関連で、最近多く目にするようになったものに両家墓があります。
墓石の表面に、二つの家の名前が彫り込んであるお墓です。
家名とは関係のない言葉が彫ってある場合もあります。
一人っ子どうしが結婚し、双方のお墓の面倒を見なければならない。
それは経済的にも負担が大きすぎる、という所から出てきたものだと言われています。
この両家墓、意外に歴史が古く、昭和30年代にはもう存在していたようです。

両家墓の場合、どうしても祭祀承継者の問題が曖昧になりがちで、
あまりいい顔をしない霊園もあります。
規制の緩い公営霊園でも同様で、継承者の確定のための文書を請求されたりもします。

さらに両家墓には、将来のトラブルの種が埋まっているのです。
両家墓を持つ一人っ子同士が結婚したらどうなるのか?
子供がいない場合、遠縁の人に引き継げるのか、等々。
両家墓を建てる段階で、この辺りをきっちりしておかないと、あとあと後悔します。

「承継者の問題なんてたいしたことない、ウチの場合はもっと深刻だ」
という方もおられるでしょうね。
霊園と衝突して、立ち退きを迫られている。
霊園が廃業してしまった。
親戚に遺骨をかってに持ち出されてしまった。

本当にお墓のトラブルは色々です。

困ったな、と思った時は、小金井行政書士事務所にご連絡下さい。
全力で問題解決に取り組みます。



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